関西大学文化会書道部 後期書展・合同オンライン書展

【合同書展】2/22~3/7開催☆毎日20:00 作品更新!!【後期書展】2/22〜2/26開催!14:00作品公開!

【最初に注意書き】
今回のブログは結構長い&写真も盛りだくさんで載せるので、時間に余裕がある人だけが見るようにしてくださいね。

「今ヒマやから是非見たい」って人は、↓へお進み下さい。

↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓




みなさん、こんにちは。
主将の住吉です。
えっ!?と思った皆さん、その通りです。
今回のブログは順番的に言って会計のH君のはず…。


しかーし!
書道部の一大イベントが先週の木・金の2日間で開催されたのです!

それは、会計のN君も前回のブログに書いていますが、
学祭中の「模擬店」!!!


「このブログをみてくださる数万?の方に模擬店の結果をできるだけ早く伝えなければっ」との思いで、僕がブログを更新することになった次第です。



この模擬店を開催するまで、意外と大変だったんです。
「毎年書道部は学祭で模擬店出してないし、出したらオモロそうやからやろーや!」
軽いノリで立ち上がった模擬店の企画。

この模擬店の二日間のために、模擬店代表者のK君と副代表者のN君は数ヶ月前から模擬店会議に参加したり予算を計算したりしてくれていました。

元手の資金は部費ではなく、僕とO君とK君とN君の4人の共同出資。

そのため、赤字だとその分が僕らの自腹というプレッシャーが…。

メニューは言わずとしれた「善哉(ぜんざい)」



僕もカセットコンロや鍋などを前もって家からBOXに運び込むなどして迎えた11月4日の模擬店当日。

授業のある日にはありえない6時半起きで学校へ。


8時半にBOXに集合したメンバーで、机やイス・具材やクーラーボックスなどを正門横の模擬店の出店場所へ運びました。

その出店場所へついた途端、予想外の自体が発覚!


それはなんと…隣の店の売るものが僕らと同じく「白玉ぜんざい」…。

売る場所は抽選で決まったとはいえ、隣り合う店がおなじ品物を売るってどないなってんねん!っと思いつつ、そうなったものは仕方ない…


しかーし!
その店の看板を見てさらに衝撃が!

なんと、その店のぜんざいの発売金額は100円!!!

僕らは200円で売ろうとしていたため、その半額…

「オレらには『ハーベスト』とか『あられ』のトッピングがあるっていっても、これはヤバイッ」
と、模擬店代表者のK君と副代表者のN君が相談した結果、最初から150円に値下げして販売することに…。


この時点で、N君が作ってくれた収支計画書(何杯売ったら黒字になるのか)の表はほとんど意味がなくなっちゃいました…。


だがっ!
こんなことでくじけるオレらではない!
「ハーベスト」・「あられ」・「抹茶の粉(正確にはグリーンティーの粉)」・「パイナップル」の4つものトッピングがあるなどのクオリティーの高さを前面に押し出して売りまくるしかないと決意を固め、いざ営業開始!


10時の開店直後はパラパラだった人の流れは12時を過ぎると増え始め、3台のカセットコンロはフル稼働になる時間帯も。



人が途切れたときには調理を他の人に任せ、僕は店の前に出て
「ぜんざいとかどーですか?興味ないですかねー???」
「僕らのとこはトッピングがありますよ〜」
「そこのきれいなおねーさん達(本当はおばちゃん達)、ぜんざい買っときましょー」
「ホントお願いしますわー、赤字やと僕らの財布から自腹なんですー」
「今買わないと売り切れるかもしれませんよ〜」
などと、積極的に営業活動を展開。



購入してもらってぜんざいを渡すまでに時間がかかるときは、
「今日はどこからお越しですか?」
「関大生ですか?」
「他の模擬店とかまわりました?」
などと積極的に質問を投げかけ、待ち時間を感じさせないようにフリートークを展開。
某家電量販店にいる営業マンってこんな感じで商品売るんかなーって思いつつ、甲子園の売り子のアルバイトで鍛えた話術を駆使してお客さんを店に引っ張り、売り上げにつなげていきました。





14時からは人の流れがボチボチになって値段の安い隣の店へお客さんが流れることがあったため、残り40分くらいでK君の判断で150円から100円に値下げし、さらなる客数の獲得へ。
そして16時に営業終了。


途中調理が追いつかないことがあってお客さんを待たしてしまったり、値段の差で隣の店にながれるお客さんがいたりと、反省点が多々あった1日目でした。


お客さんの中には、
「あんたのとこのぜんざいはドロドロすぎるわ!もっと薄めなアカンでー」(by掃除のおばちゃんっぽい人達4人)
「あられのトッピングはおいしかったわー」(by60代のおじいちゃん)
「パイナップルってビミョーやなぁ」(by20代の学生)
など、さまざまなお声を頂戴しました。


結果、初日は約130杯を売り上げ、まずまずの出来。


ただ、その後に片付けをして売り上げをざっと計算した結果、このペースでは二日目に約200食以上売らないと黒字にならない計算に…。

予定していた200円よりも50円安い150円で売ったことと、隣の店にお客さんをもっていかれたことが響いた様子…。

明日のプレッシャーを感じつつその日は解散し、僕とN君とO君は十三の業務スーパーへ明日の営業に向けて追加の白玉や水を買い出しに行きました。

その日はソッコーで風呂入って就寝。(O君はそのあとバイトだったみたいですが…)









そして迎えた2日目の朝。

昨日と同じく販売準備へ。
その時にK君とN君が話し合い、隣の店にお客さんを奪われないために2日目は100円で売ることに…。


「ってことは、何食売れば黒字やねん!?」
ってことは一瞬思いましたが、
「黒字になった時点で満足したらダメや!」
「売れるだけ売らなアカン!!」
ってことで、2日目の営業がスタート。


トッピングがついている上、隣の店よりあんこが濃いこともあって1日目よりも出だしは好調。
前日の反省も生かし、トッピングはハーベストとあられに限定。
3つのコンロと鍋も常にフル稼働して、大量の注文がきた時にも常にアツアツのぜんざいをすぐに提供できる環境を整備。


お客さんが途切れたときの店の前での声掛けも積極的に実施。

この日は僕の学科の友達が8〜9人でまとめて来てくれたり、部の4回生の先輩が研究室の同級生を連れてきてくれたり、今年の3月に卒業した先輩がきてくれたりと、結構いい感じで売り上げものびていきました。


しかし、またまた試練が…。

昼過ぎから隣の店が「代表とじゃんけんをして勝ったら80円セール」なるものを実施してきたのです。

「ムムム…相手もなかなかやるな…」

少しの間は100円で我慢をして営業を続けましたが、なかなか客数を伸ばせなくなってきた頃、
「なんか対抗策をしなアカンな!」
と、K君とN君が話し合って僕らは無条件で80円に値下げをすることを決定。


1杯あたりの値段を下げることで利益は少なくなるが、その分、数を売ることでマイナス分を回収できると予想したのです。



「只今よりこちらは80円で発売しまーす!」
「こちらは無条件で80円、はずれなしで100%80円で買えますよー」
「こちらはクオリティーで勝負しまーす」
「こっちはトッピングつきのぜんざいで驚きの80円!」
「元値の150円からは半額近い値下げを実施中〜」
「売り切れたらその時点で終了でーす」
「こっちがホンモノのぜんざいだー!!!!」
K君の喉をつぶすのを覚悟した呼び込みで、お客さんは一気にうちの店へ。



その頃には店もかなり忙しくなり、人の流れもほぼ途切れることはなかったです。
ただ、その後しばらくすると隣の店から、
「ただいまより50円で販売しまーす!!!」
との声が…。


「ナニッ!?」


こちらの陣営に衝撃は走りましたが、クオリティーをアピールして何とか売り上げをのばしていきました。

が、それもつかの間、やはり値段の安いほうにつられるのが関西人の性…。

「あっちのほうが安いで」
などどいう声がチラホラ聞こえ始め、隣の店へ行くお客さんの数が増えていきました…。

「ここまできたらもう少しやし、やったろうやないかー」
という感じで(値下げを決めたK君とN君の当時の気持ちはわからないですが、僕はこんな感じの気持ちでした)、さらに値下げを実施。



その後何回か値下げを繰り返し、最後の30分の時点では、

≪うちの書道部のぜんざいの店≫
白玉がなくなってただの「おしるこ(白玉なし)」になったため、
「1杯10円」で販売することに…。

≪隣の店≫
あんこがなくなってただの白玉だけになったため、
「10円以下ならいくらでも構いません!お気持ちだけ金額をお入れくださーい!」
などとなる始末…。



当然、
「これにしるいれてー」
と、隣の店で白玉だけを買ったお客さんがその容器をもってうちの店に現れることも…。
このころにはうちも必死でおしるこを作るも、鍋の中であんこがとけないというあんことの戦いに…。


O君と僕が鍋の中の溶けていないあんこだけに神経を集中してかき混ぜながら、最後の力をふりしぼっていきました。


そして迎えた午後4時、ついに試合終了…。


模擬店委員から「営業終了してくださーい」との声が響き渡ったのです。

お互いの店が全力を尽くした死闘…


家電量販店の競争よりも激しい値下げ競争とお客さんの獲得競争が行われた両者の戦いは、11月5日午後4時に終了のホイッスルが吹かれたのです…。



その日は誠之館(部室)が5時で閉館になることもあり、何杯売ったかや赤字か黒字かわからないまま片付けをし、その日は解散して各自帰宅…。







次の日の朝、K君とN君が売り上げ計算をした結果…

な、な、なんと…

「黒字」とのことが判明しました!!!!!!


気になるその金額は…


まさかの、178円!!!

……


もう一度書きます。

178円の黒字です。

……


そーです、ギリギリで黒字です…(笑)
まあ、初めて挑戦した模擬店の結果にしては、ほんの少しとはいえ黒字となってよかったのではないでしょうか。

そして6日(土)の18時半から、模擬店の打ち上げが関大前の「えこひいき」で行われました。
その場の様子は下の写真を見てください。




そして、その後21時から行われた2次会のボウリングの様子は以下の写真を見て下さい。








えっ、写真の詳細な説明はないのかって?
そうですね、ここまで記事を書いてかなり手が疲れたので、ブログに書くのはこのへんで終わりたいと思います…
「この写真どーいう意味???」って人は、コメント欄に書き込んでもらうか、直接僕まで連絡ください。
あ、ちなみに、この写真のどれか1枚に、関大書道部のOB(僕の4つ上)の先輩の姿が写っているので、興味ある人は探してみてください。


ではでは、最後に一言。


まず、模擬店を手伝ってくれた部員の皆さんへ
2日間、お疲れ様でした。
3回生の男のワガママな提案につきあっていただき、ありがとうございました。
おかげさまで、無事に終了することが出来ました。
予想外の出来事が何回もありましたが、そのたびに乗り越えることができたのはあなたたちのおかげです。
ありがとう!!!



次に、僕らのお店に買いに来てくれた人たちへ
僕らの店にお越しいただき、ありがとうございました。
皆様のおかげで、無事に黒字となりました。
最終利益が178円ということから考えても、あなたの買ってくれた1杯がなかったら赤字になっていたといっても過言ではありません。
本当にありがとうございました。
模擬店を企画した部員を代表して、御礼申し上げます。
あ、僕の営業トークに根負けして買っていただいた皆さん、某家電量販店などで店員のトークに惑わされて予想外の買い物をしないように気をつけてくださいね(笑)



そして最後に、共に模擬店を企画して最後まで走りきった3回生の仲間へ
本番の2日間を含め、最初の企画から始まり、試作をしたり、僕の車で材料を買いに業務スーパーを3軒回ったりと、いろいろ大変でしたね。

特に、K君とN君は模擬店会議に出たりとオレ以上に大変だったと思います。
ありがとう!!!
いい思い出を作ることが出来ました!
もし頑張る気持ちがあれば、来年も是非一緒に模擬店をしましょう!
今度は打ち上げ代と2次会代がタダになるくらいまで出来たらサイコーだなぁと思ったりします。



ではでは、キーボードを打つ手が限界に近づいてきたので、このあたりで終わらせていただきたいと思います。
ここまで読んでくれたみなさん、ありがとうございました。
もしよければ、コメント欄に感想を書いてもらえるとさらにありがたいです!

では、また会いましょう。
次のブログは会計のH君、よろしくー!!!